ある意味「ジョーカー」であり「タクシードライバー」であるストーリー
何をしてるかよくわからないが何やら良からぬことをしてると伝わるオープニング
主人公ジョー(ホアキン・フェニックス)が裏社会の人間だということはわかる
「You Were Never Really Here」のクレジットで「ビューティフル・デイ」が日本タイトルだったと気づく
家にいるのは介護が必要な母親
このへんはホアキン・フェニックス主演「ジョーカー」(2019年)を思い出す
物語中盤、誘拐されたニーナ(エカテリーナ・サムソノフ)の引き渡しシーンになってようやく物語が動き出す
ちょっとB級映画ぽいんだけど「これからどうなるんだろう」と一気に興味がわく
ジョーとニーナには感情を押し殺して生きてる共通点がある
たまに感情を見せる瞬間がある
ジョーは自分を待たせた相手を殴ったとき
ニーナはさらわれるときに大声でジョーに助けを求めたとき
似たもの同士が再生の第一歩を踏み出すエンディングだと解釈した
レンタルやサブスクで見るならアリ
映画館で金払って見るなら微妙というライン
まあ90分だし