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ラブレスのtheocatsのレビュー・感想・評価

ラブレス(2017年製作の映画)
2.9
冗長でもイラつきはないが結局は趣旨不明

ロシアのプチ富裕層。夫婦がダブル不倫のすえ離婚するらしいが12歳の男児をどちらも引き取りたがらない。
その激しい口論を耳にし悲しみに打ちひしがれる男児。
その翌日も夫と妻はそれぞれの不倫相手のところで宜しく励み子供のことは完全に我関せずの知らんぷり。
ところが、その翌日子供がいないことにようやく妻が気付いた・・・


その後の子供探しだけで延々1時間以上見せられることになるが、冗長な映像と感じながらもそれほどイラつくこともなくジッと見入ってしまったので、撮影や編集のテクニックは確かなものがあるのは間違いない。

しかし肝心のストーリーという点ではそれほど趣旨明快という印象は受けず、結局のところ落ちはどういうことだったのか理解できなかった。まぁ分からなかったのは私だけなのかもしれないが・・

視聴後調べでずっと以前に見て同様の感想を持った「父、帰る」の監督と知り、あぁそういうことかとなんとなく合点できた次第。

上を投稿後に他の解説なども読んでみたい。

2.9の三ツ星

85平米だと日本は億ションという感覚だろうがロシアではどうなんだろう?とか、子供の失踪を無償で探してくれるボランティア団体がいることなど、ヘェーな驚きはあった。
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