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女王陛下のお気に入りのMのレビュー・感想・評価

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
3.8
身体の弱い女王の下へ新しい召使がやって来て……という作品でした。

冒頭ヨルゴス・ランティモス監督にしては随分あっさりしていて、
「聖なる鹿殺し」の時の得も言われぬ気持ち悪さは何処に行ってしまったんだ!と1人謎の憤慨をしておりましたが、
後半に行くに従い監督のアレな感じがモリモリ溢れ出る様になり、
ラストは溜まんなかったです!
あの2人の表情、ヤバかったですね。
なんの感情もない、虚無と言ってもい顔。
これからの未来に明るさを感じさせない、あの顔。
とても面白かったです。
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