ハナカズキ

バック・トゥ・ザ・フューチャーのハナカズキのレビュー・感想・評価

5.0
以前、過去に鑑賞した記憶を頼りにレビューをアップしていた時もありましたが、改めて鑑賞したので再レビューさせていただきます。以前のレビューにいいね、コメント頂いていたフォロイー様、フォロワー様ありがとうございました。


今までに何度か「記憶を消してもう一度興奮を味わいたかったので、ずっと見るのを我慢していた」と書いたレビューがあります。「ダイ・ハード」や「ショーシャンクの空に」など。他にもいくつか記憶が消えるのを待ち中映画があります。全然消えませんが(笑)

しかし、この映画はちょっと違います。今回これで4回目。さすがに内容はだいたい覚えています。それでも面白い!そう、この映画は「記憶を消さなくても興奮を味わえる」という貴重な映画。他の映画とは一線を画します。

3回目の鑑賞は2020年コロナ禍の時。その時は、30年以上も昔の映画だし、初めて見た時は衝撃的に面白かったけど今見たら意外とがっかりするかも。と思って見始めました。映像も古臭いかもしれない、ストーリーももう知っている、自分もあれから色んな映画も見た、と映画に興奮を求めるには致命的な三重苦を背負ってました。

なのに初めて見た時と同じくらいの衝撃で楽しめました!やっぱりすごい!面白くない場面が全然ない!

4回目は細かいところまで伏線を探すことも楽しみながらの鑑賞でした。これほど伏線が張られ、これほど気持ちよく回収していく映画って他にあるでしょうか?

伏線の張り巡らされた脚本も完璧なら、配役も完璧。

主役のマーティはもともとはエリック・ストルツだったのは有名な話ですが、エリック・ストルツはこの役のイメージとはちょっと違うような。マイケル・J・フォックスの軽さ、明るさが完璧にマーティ役とマッチしています。顔はエリック・ストルツとマイケル・J・フォックス似てますけどね。

そして、音楽も完璧!この音楽を聴くだけで気持ちが盛り上がります。

SF映画は映像技術がモノ言うということもあり、やはり古いSF映画を今見ると、映像やストーリーのアイディアなどの「古さ」が気になってしまいがちですが、この映画にはそれがない。私はここで気付いてしまいました。多分ですけど、実はゼメキスって未来から来たのでは?(笑)じゃなきゃ、40年も前にこんな映画作れないでしょ。

そんな感じで(どんな感じ?)、レビュー500本目となりましたので、大好きな「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をレビューさせて頂きました。

余談なんですが、先日実家に帰ると中学生の時に映画を見始めて付けていた映画の記録ノートが出てきました。私にとっての1本目は「グーニーズ」。2本目は「インディ・ジョーンズ 魔球の伝説」かと思っていましたが、実際にはこのBTTFが人生2本目の映画でした!3本目が「ラビリンス」、4本目が「魔宮の伝説」でした。スピルバーグ率かなり高めの映画人生のスタートでした。
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