xavier

ビッグのxavierのレビュー・感想・評価

ビッグ(1988年製作の映画)
4.0
シャイな心に大きな体、でも彼にはビッグな秘密が…
13個のジョッシュは親友のビリーといつもつるんで遊んでいた。年に一度、地元の街にやって来る移動遊園地で願いを叶えるというコインゲーム機「ゾルダー」を見つけたジョッシュは大きくなりたいとそのゲーム機に願いをかける。次の朝、目覚めたジョッシュが鏡を覗くとそこには大人になった自分がいた…
ストーリーはこんな感じ。
トム・ハンクスの出世作となった作品。

この作品はトム・ハンクスに尽きる。
どう観ても大人なのに、子どもに見える事は不思議だよね。何か仕草が無邪気なんだよね。クリーム付きのビスケットをクリームだけ剥がして食べたり、子どもと同じテンションでオモチャで遊んだりするんだもんなぁ…
まず大人はやらないもんな、そんな事は。
そして何か楽しそう!
特に印象深いのは"大きなおもちゃのフロアピアノ"を足で演奏するシーン。
社長と一緒にピアノを弾く?んだけど、その時のシンクロ具合が見てて凄い!そして演奏が終わった後に周りの親子連れから拍手喝采を浴びるんだけど"そりゃ、拍手したくなるわ"と思えるほどだったしね。
因みにフロアピアノは全長5メートルの大きさの物らしい。これって今も設置したら楽しいかもって思ったわ。多分、子どもたちは目が釘付けになると思うしね。
トム・ハンクスの演技には裏話があって、まず少年時代のジョッシュを演じた子役に大人になったジョッシュを演じさせ、それをトム・ハンクスが真似て演じてたらしい
だから、あんな自然だったんだろうね。

ストーリーの方も心温まるコメディで良いよね。笑わせる方が多いんだけど、ホロッとするようなシーンもぶっ込んでくるんだもんね。仕事が上手くいき、そしてスーザンを好きになったジョッシュは元に戻る事を躊躇うようになる。でも、地元に戻り同級生たちの楽しい姿を見て"この瞬間を行きたい!"って気持ちになったんだろうね
そしてジョッシュは……

ラストシーンもほっこりしたね。
因みにこの作品の脚本はスピルバーグの妹
アン・スピルバーグも手掛けてます。
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