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女と男の観覧車のlemmonのレビュー・感想・評価

女と男の観覧車(2017年製作の映画)
3.3
クラシック映画の雰囲気を楽しむ。

俳優陣のドアップの表情を陰影、単色のライトアップを効果的に使い分けて、技ありの演出を魅せる。

ここで大事なのはその技法に負けない俳優。ケイトウィンストンはもってこいだ。たまにいい女、たまにブサイク、たまに恋い焦がれる少女、たまに恋に溺れるババア、、、まだまだある。

赤を基調としたライトアップが抜群に似合うのもポイント。


十分楽しかったが、サスペンスの部分の緊張感、不倫劇のエロティックさが足りなかった。前者は話のボリューム的に仕方がないか。後者は10年前のSexybackなら適役だったと思う。

点数は全てケイトに捧ぐ。
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