たかやん

スラッカーズのたかやんのレビュー・感想・評価

スラッカーズ(2009年製作の映画)
3.8
不良高校生の巣窟と化す高校にかつては存在した名門野球部の復活を目指す、ヤンキー野球映画。

設定からして佐藤隆太主演ドラマ『ROOKIES』そっくりなんだけど、お涙頂戴の大層な音楽も無くあっさりしてる分だけよっぽど見やすい。

部員集めする柄本時生くんらの幼馴染の女子高生が女子マネジャー(しかもグラビアアイドルの卵として活動中)として協力してくれる…この設定だけでスコアアップ!笑


「オレはリットルぅリ~グのときよぉ、相模灘のタツノオトシゴって言われてたんダっ!!」
こんなセリフで吼えるヤンキーグループのリーダーがナイスキャラ。ランニングの彼の掛け声なんて爆笑!


生徒の退学材料を探し回る、モロ師岡演じる教師のハイエナ感もグッド。例えるならハリーポッターの猫ミセスノリスの飼い主フィルチみたいな。

ただ撮影時期が真冬だったのか、吐く息がやたら白くて野球するには寒そうなのが…w


フィルマークスのmark!数もclip数もかなり少なめながら、なかなか楽しめた野球映画です(^^)/