このレビューはネタバレを含みます
中條あやめさんの演技が、正直期待以上でした。よかったです。
主役の男の子も、オタク感と男らしさがちょうどよく、清潔感もあって見ていて気持ちよかったです。
脇を固める役者も若手ながら演技が立ちすぎず、個性的だけど映画に馴染んでいて嫌みもなく、面白く見られました。
とはいえ、全体的にはやや中二病感、今時風な様子が感じられ、面白い一方で、映画としての品の無さ、安さともとれてしまいました。
ながら、評価は3.6。
CGを使った表現に個人的に興味があり面白かったのと、ハッピーエンドな恋愛もので女子の振り回し方にも嫌みがなかった点がよかったです。
あと気になったのは、なぜ医者の先生が結婚相手を気取ってしまったのか、優しさというより執着心が出てしまったのかなと、悪魔のように見えました。
ヒロインが主人公と付き合った理由が一目惚れというのも、そこまで布石がなくふに落ちない部分でした。
原作に触れる機会があればそこを見てみたいです。