本能のままに動いてしまう
そんな女性の恋愛話
麦とは恋。
亮平とは愛。
恋は盲目という言葉もあって
麦といる朝子はどこか別の世界にいる感じ。
東出くんが一人二役をやっているけど、
麦はどこか別の次元の人・亮平になると普通の青年って印象があるように別の人間に見られた。
麦は(少女漫画のTHEミステリアスイケメンみたいな)少し気の抜けた話し方・気だるげな空気を醸し出す感じ。
亮平は話し方もしっかりしていて、実在する好青年の感じ。
舞台挨拶で、平坦な本読みを何度も繰り返していたと話していた通り演じることを排除して"普通"を求めたらしいが、この普通さが麦と対面する際の夢心地感をより強調させる働きをしたのだと思う。