B級感漂うタイトル。でも内容は意外と楽しめた。筋書きが複雑で理解に苦しむ場面は多いが、場面変わりが早くドタバタ的なのでどうでもよくなった。ヴィック・チョウ、ワン・ルオダン両人の掛け合いもいい。
カーチェイスはなかなか見ごたえがあったが、終わってみれば、サイモン・ヤム扮するお医者さん、あそこまでする必要なかったんじゃないか。どうしてもあの場面を撮りたかったとしか思えない。
なお、グイの失恋や、彼女に原稿を依頼する男の存在は、たいして重要ではない気がした。殺人の動機やカラクリも驚くようなことではない。個人的には銃を構えるおばさんが好きなので、彼女にもっと活躍してほしかった。