【ポップに狂ってる!…けど今回は薄狂い。】
《変態(メタモルフォーゼ)アニメーションナイト2017》にて。
前回ナイトから首を細長くして待っておりました。
が、面白かったものの前よりは薄味。狂い不足。狙ってのセレクトでしょうが、作家側もそんな流れになっているのかな。世相がどうあれ、この変態アニメの世界なら幾ら狂っても問題ナシで、狂うほどに楽しいのだから節度など保たないでほしい。君の名は。商法なんぞに負けるな!(笑)
今回は本数多いし、感心しなかったものもあるので、印象に残ったものだけ書きます。
…と、前のサイトでは特集上映全体で作品ページがありましたが、こちらにはないため、個別で切り出し、作品ページがあるものに投稿しておきます。メモ的ですが。
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●アッティラ
クレイアニメの狂人…による線画アニメ。
太古に描いた、自宅ガレージに眠っていた全画をスキャンし、映画として完成させたそうだ。
今回、“変態= Metamorphose”をいちばん率直に象徴する作品。ただただその変化の飛びっぷりと、それを伝える緻密さに驚くばかり。
たぶん思考回路からふつうと違っていて、日本の一流アニメーターが同じことやろうとしてもできない気がする。
他、日本からの新メンバー参加も善き哉と思いましたが、作品は大人しかったですね。変態ナイト、次回はもっと、どこまでも狂ってほしいです。
<2017.8.17記>