まる

イカロスのまるのネタバレレビュー・内容・結末

イカロス(2017年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ドーピングを題材にしたドキュメンタリー映画。

前半は、自らがアマチュア自転車選手でもある監督ブライアンが自分にドーピングを行い、ロシアの反ドーピング機関の所長グリゴリーの指導の元、ドーピングがバレないようにロードバイクの試合に臨むというもの。

結果的にドーピングはバレないし、運動能力を示す数値は上がってるけど、大会の成績は落ちるという訳分からん展開。

そんな中、ロシアによる組織的なドーピングが問題になり、グリゴリーが内部告発することから話が急展開する。

自分を実験台にした『バレないドーピングは可能なのか』っていう検証から、ロシアの国家ぐるみのドーピングを暴く内容へと変化する。

槍玉に上がってるのはロシアだけど、実際はロシア以外にもドーピングやってる選手はたくさんいるんだろうなと思う。

それでも、国家ぐるみでやってて、証拠突きつけられても認めないロシアの姿勢とか、オリンピックに出場させちゃうIOCの姿勢はしょうもない。

つまらない生き方してると、つまらない死に方しそうなので、ちゃんと生きようと思った。
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