さしすせ

赤色彗星倶楽部のさしすせのレビュー・感想・評価

赤色彗星倶楽部(2017年製作の映画)
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数十年に1度の赤色彗星を観測するまでの高校生たちの日々を綴った青春群像劇。

"彗星作ってました。"からの、音楽の入り。
この絶妙なタイミングがとても好み。

落として割っても元に戻る彗星核が、青春の不可逆性を際立たせていた。

"青春は、普遍的に平凡で、
余韻だけが鮮やかだ。"
ひとが青春を懐古してしまう原因、そしてその青春がいつの時も眩しく思えてしまう原因が詰まったひとこと。

手島美優さんが演じる等身大のヒロイン像が魅力的。
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