タイムトラベル×巨大ロボ

2050年の未来はキルギス星人の侵略により滅亡の危機に瀕していた。
それを防ぐため5人兄弟が2013年の過去にタイムトラベルする。
彼の目的はある兄妹と接触して巨大ロボレットバロンを開発させキルギス人の侵略ロボ・ブラックバロンを倒す事だった。

キルギス星人や巨大ロボが何となく懐かしい雰囲気と思ったら昔の特撮もの「シルバー仮面」と「レットバロン」のリブート作品でした。
続編ありそうな終わり方。

「ジュブナイル」「ターミネーター」がお好きな方におススメ。

タイムトラベルカテゴリー：　１B（未来から現在）

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• #タイムトラベル

巨大ロボットアクションの実写作品！ってそんな身の丈に合わないことして大丈夫か！？
(ジェフさんの映画を思い出しながら(スゴイ・シツレイ！))

(予告見る)

あれ、意外とマトモっぽい！？コレは気になるぞ！！

「あの『シルバー仮面』と『レッドバロン』がついに実写映画化！！」

…ついていけるかどうか非常に不安になった。



2050年！！地球は、キルギス星人なる宇宙人の策略で人類の96パーセントが死亡！！！
しかし、そんな中、とある生き残りの5兄弟が「ターミネーター」と同じやり方でキルギス星人をターミネートしようと計画。
戦闘スーツを活用してデータ回収をするが…

一方、２０１８年、とある地下格闘のアンダーグラウンドファイトに興じるボクサーの青年が謎の敵に襲われる！
その後、青年は生き残りの5兄弟たちに助けられ、彼の兄が未来を変えるため、巨大ロボットを設計していた事が明かされたのだ。
青年は否応なしに壮絶な戦いに巻き込まれてゆく…。



「シルバー仮面」と「スーパーロボットレッドバロン」をリブートした、巨大ロボットアクション。
自分はよく原作付きの映画を観るときに「原作は知りませんが」という文章で始まる事が多いんですが、残念ながら今回も同じ文章で始めさせていただきまする。

というわけで、原作については全く知りませんし、「巨大ロボットアクション」と言っても、正直以前ローバジェット作品の邦画のSF作品でエライ目にあっているので(「時空脱獄NINJA ジライヤ」のレビューを参照。)正直期待せずに観た。


しかし話は上記の通り「ターミネーター」的なお話で分かりやすく、元ネタを知らない人でも分かるシンプルさ。

ロボのCGやバトルシーンも凄まじい出来で、破壊シーンやバトルシーンもしっかりしておりショボさを全く感じさせない。
あとヒーローと宇宙人の刺客のとの格闘戦もいい感じのアクションで見ごたえがあった。

その一方で、話は普通レベルだったり、他の部分は低予算丸見えなのは気になったが、まあ十分頑張ってたので許してあげよう。(偉そうに。)

それにしてもあの終わり方は…続編作る気満々じゃねぇか！ｗ
…ちょっと期待しちゃうよ？(物凄いwktkしながら)

アレな部分はあるが、巨大ロボアクションが好きなら十分楽しめると思うぞ！ショボい部分は寛大な心で見逃したげて。

余談だが、本作の脚本には我らが北村龍平アニキが協力したらしい、流石だ。

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世間の評価はドラマ部分が退屈と言うので期待せずに鑑賞したら・・・・・けっこう面白いじゃん！　
キャストは主演の渡部秀（仮面ライダー000）はじめみんな好演している。未来から来た春日兄弟が紅健一郎に事情を説明してわかりあう、なんてかったるくなりそうなシーンでもちゃんと観られる。
今風にアレンジされたシルバー仮面、レッドバロン、宇宙人たちのデザインも悪くない。
セリフに「奴隷人間」のワードが出てきたり、ラストに静玄太郎、アイアンキング、不知火ロボまでチラっと登場するのもニヤリとさせてくれる。
特撮はCG感丸出しだけどスゲー凝っていて、レッドバロン対ブラックバロンの戦いは迫力満点だ。
でも今時、タイムスリップとか戦闘アンドロイドなど『ターミネーター』シリーズのパクリが多いのはどうなのかな？　べつに現代で超過科学を持った春日兄弟＆紅兄弟が宇宙人と対決でもいいじゃん。
あと春日はるかが強すぎ。なにも春日光二がパワードスーツで苦戦しながら戦闘アンドロイドと戦わなくても、はるかのテレポート能力と剣技で楽勝だろ。
他にもツッコミどころは多々あるけど、ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊などに食傷気味の特撮ファンにはぜひ観てほしい逸品だ。