FREDDY

ミッシング44 ザ・ファイナルステージのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

1.6

このレビューはネタバレを含みます

越坂康史が監督、宇佐野瞳が主演を務めたシチュエーション・スリラー『ミッシング44』の続編である本作は、何者かによって拉致・監禁され、暴力や虐待による"再教育"を目的とした謎の"学校"の奴隷として親友のイズミや自身をいじめていたクラスメイトのアスカ、サキとともに調教に耐え忍び、自由を掴み取るためのオークションに挑むも一人だけ売れ残ってしまった女子高生・ミホが、処分されそうになっていたところを助けてくれた、失踪した恋人・アユミの行方を追って人身売買組織の内偵を行っていた山本に匿われ少しずつ平穏な日々を取り戻していた中、恋人の居場所の手掛かりを探るべく行動を起こした山本がオークションで落札したイズミをインターネット番組で暴行していたバイヤーの有川を人質に人身売買組織を脅迫したことが裏目に出て再び囚われの身となったことで、イズミやアスカ、サキ、そして山本を相手にとあるゲームに強制参加させられ命の選択を迫られていく様が描かれた作品となっているのだが、率直な感想としては、前作よりも飽きずに最後まで視聴はできました。今作は謎の学校を舞台とした過酷な日常のみを描いたものではなく、失踪した恋人の行方を追う山本の視点から人身売買組織とのかけ引きが描かれたものとなっていて、オークションで落札されたイズミたちのその後の過酷な日常やミホと山本の恋愛模様なども映し出されますし、前作よりも内容は詰まってはいました。ただ、やはりキャスト陣の演技はお世辞でも上手とは言えないですし、理解に苦しむ展開も。終盤の生き残りをかけたゲームもあっけなくて物足りなさを感じてしまいましたし、前作よりも良かったが観る価値はないかもしれませんね。視聴目的が見出せればわかりませんが。
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