このレビューはネタバレを含みます
タイトルのno time to dieは、there's no time to dieであり、it's no time to die。
ああ…トラウマレベルの最期。
もうちょっと何とかならんかったかなと思わなくはないけど、ダニエル·クレイグのフェロモンが3時間近くかけてボッコボコに殴ってくるから勝手に満足度上がっちゃうんですよね。冷静に観ろって方が無理な話。
007ってこんなのだったっけ?もはや原形を思い出せないほど遠くまで来ましたね、クレイグボンド。
ボンドのキャラがただでさえ行方不明状態で、緊急登板したハンス·ジマーにより更に別物のように見える。
ハンス·ジマーブランドをこれでもかというほど思い知らされた。過去曲の散りばめ(られてたよね?)方が洒落てる。
壮大すぎるラブストーリー…
クレイグボンドは恋愛脳ですね。
恋するボンドに我々も恋してしまうわけで。
よい幻想を本当に本当に有難うございます。
追ってクレイグボンド写真集出してください。
ここまで来るとそうだよね、国じゃ足りない、全世界背負って散らせるしかないよね…
総動員感が凄まじい割に、ラミ·マレックの役柄が魅力的でない。
演繹的すぎてよく分からなかったのでもう一回見て冷静に振り返りたい。
映画としてはスカイフォールが一番出来が良かったかしらね。
むしろクレイグボンドのが原作に近い(時の流れと共にある)という話だそうで。
ジャマイカが舞台に使われたのは原作が生まれた聖地だからなのですね。