生物学、医学で使う実験用細胞「HeLa」の起源、ヘンリエッタ・ラックスさんの、家族の壮絶人生。ベストセラー本の映画化。
実験用細胞にフォーカスしたこういう話ってあまり聞いたことない気がするから、まずそれが貴重だと思った。ヘンリエッタさんが黒人ということはうっすら聞いたことがあったが、それが具体的に何を意味するかまで考えたことはなかった。その答えがここにあった。
なおWikipediaによれば、ヘンリエッタ・ラックスさんは1920年生まれで、1951年に子宮頸がんと診断され、治療のかいなく、子ども5人を残して、その年のうちに亡くなった。
彼女の細胞は今でも世界中の実験室で生きている。