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追憶家族のCinemanのレビュー・感想・評価

追憶家族(2018年製作の映画)
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俳優のスティーブン・モイヤー監督作品。脚本とのタッグが、微妙にトゥルーブラッド組になってるみたい。

俳優が監督する作品の傾向として、自分が主演兼任の場合は、良くも悪くも自己陶酔的になる感じ(見せたい自分を見せる)に。
そして自分が出ない場合は、ドラマを廃した限りなく日常の再現に挑む傾向があると思う。俳優は何かしら多くの人の人生ではそう発生頻度の高くないドラマを演じさせられがち(殺人、大恋愛、世界を救う...)なので、縁起のある種真骨頂として、ほぼ平坦な日常をいかに自然に描き演じるかに関心を持つ印象がある。

この作品は、まさにその後者という感じですね。
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