なりかけゾンビ

ゾンビナイトのなりかけゾンビのレビュー・感想・評価

ゾンビナイト(2006年製作の映画)
2.0
説明が不足し過ぎた展開とクソ野郎デレックの悪行三昧が90分間続き、久しぶりに発狂しそうになったゾンビ映画


ゾンビのメイクは低予算ゾンビ映画とは思えないほどレベル高いです。充血した目から血が大量に流れてたり、メガネゾンビや子供ゾンビも出てくるし!
あと生存者が多い。これはいいと思う。


ただね、ストーリー展開の仕方が急過ぎる。例えるなら本を偶数ページ引き抜いて読んでる感覚に近い。
ゾンビ〝サバイバル〟もので個人的に最低限必要だと考えていることは、2つあって
①登場人物の背景
②登場人物の結末(生き残るのか、死ぬのか)

この作品ではこの2つが欠けている。
序盤のシーン、たった2分間で、黒人男性と銃を持った男と4人の男女グループが主人公達と合流その1分後に3人ゾンビに食われてる。
こんな事が平気で起こる
中盤での会話『今日は他に10人ほど仲間入りしたわ。ただデレックが10人ほど引き連れて出ていったわ』
もう誰が残って、誰が死んだのか訳分からんし、終盤ほぼ知らない人しかいないw

終盤の立てこもりシーンでゾンビが押し寄せてくる中、後ろで仲間がゾンビ化して急に襲ってくるシーンがあるんだけど、それも初見の生存者。
いやほんとにだれ?w


あと、デレックってやつがクソ過ぎる
主人公に助けてもらった直後に主人公に銃を向ける
→食料を一人で盗み食いする
→立て篭りに反対しゾンビがうろつく夜に出ていくが、ゾンビに襲われすぐに戻ってくる(その際焦って入口のドアを破壊した為、拠点の移動を強いられる主人公達)
→移動先の拠点でまたもや立て篭りに反対し夜中に水食料を奪って離脱しようとするも、説得され断念
→主人公がいない間に10人ほど引き連れて離脱
→仲間が4人に減ったところで戻ってきて、主人公グループの生存者2人を殺す
(生存者を殺した理由は不明)
→主人公グループに殺されかけるが、さらに2人殺して逃亡
→主人公達のバリケード破壊して再び逃亡(これにより主人公グループは半分以上死ぬ)『俺が頂点だ』という迷言を残す
→仲間3人引き連れて夜中に歩き回り仲間3人とも死なせる
→主人公達と撃ち合いになり主人公グループの内の一人を殺し、黒人男性の彼女をレイプしようとする
→主人公達と行動を別にしていたグループに殴り倒され紐で釣り上げられ終了

悪行きりないし、理由がないのが特に腹立つ😡
しかも死ぬシーン映らないし💢


ゾンビのメイクがクソだったら1.3くらいだった
なりかけゾンビ

なりかけゾンビ