Emi

のみとり侍のEmiのレビュー・感想・評価

のみとり侍(2018年製作の映画)
4.0
コメディ、時代劇
長岡藩のエリート藩士・小林寛之進は、運悪く藩主の機嫌を損ねてしまい、猫の「のみとり」の仕事に就くよう命じられる。長屋で暮らすのみとりの親分・甚兵衛のもとで働きはじめた寛之進は、初めてののみとり相手であるおみねから下手くそと罵られたものの、伊達男・清兵衛の指南によって腕を磨いていく。

これはもうテルマエロマエの時代劇バージョンですね😂
とはいっても江戸時代のエロチシズムや仁義は映画さながら。
寺島しのぶと豊川悦司等粋で色気のあるキャストに加え、大竹しのぶや伊武雅刀など実力派俳優陣による笑いあり、涙ありの人情劇になってます。
小林寛之進の一本気で情の厚い性格は主人公に相応しく、それに対してわかりやすい悪役の長岡藩主との対比は清々しい。
チャプターがいくつかありますが最後は全員が上手に交わってきます。
人って結局繋がってるんだな、と感じることができました。
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