冒頭から突然 親戚の家に里子に出された主人公の女の子。
何やら訳有りな描写も若干挟みつつ、特に説明無く淡々と日常を描きながらも 終盤で本質的な事情は明かされるが 具体的な事は語られず、観てるこっちとしてその頃には最早そんな事、どうでも良くなってる不思議な内容。
…一人ぼっちで精一杯気を張って、悲しみや喜びや寂しさ等、小さな体に無理矢理詰め込んだ複雑な感情が破裂したかの様なラストシーンは何となく解るような感じのなんとも言えない感動。
映画なのに『頑張れよ!』って、応援したくなる様なエンディング。
これは初見より2度目の方が感動する映画でした~(^^)