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美しい夏キリシマのBaadのレビュー・感想・評価

美しい夏キリシマ(2002年製作の映画)
4.7
多分京都シネマでのアンコール上映のときに見て、そのあまりの素晴らしさを言葉にできずにいましたが、とにかくこの映画を撮ってくれてありがとう、と書いておきたい。

この作品を見ると、戦争は格差と分断の中から生まれて、別の分断を再生産することがわかります。
誰もが平等に犠牲を受けるわけではないことが生き残ったものを苦しめる。

生活の中のささやかな豊かさを分かち合えることの大切さ~そんなことを黒木監督の映画、特にこの映画を見ると痛感します。

(この映画を撮ってくれてありがとう 2018/5/22記)
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