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決断の45口径のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

決断の45口径(2008年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原題:ACES-n-ELGHTS

開拓期のテキサス。
銃に物を言わせて非情で手荒い金儲けをしているテイトのやり口に辟易したルーク。テイトたちとは袂を分かつ。

3年後。アリゾナ領地。
アリゾナにも鉄道建設の機運が高まる。
鉄道建設会社の代理人チャールズ・ハワードがやって来て、"鉄道建設予定地"にかかるプレスコット農場を含め周辺の地主らを集め「土地を買うから出ていってね」と説得する。買うといっても安く買い叩こうって魂胆が丸出し。

そのプレスコット農場に、ルークは居た。

ハワードは、国家にとって有益ならば個人の土地も没収できる"土地収用権"を楯に地主ら脅す。
地主らは「自分の土地を守るために断固として戦う」と意思を表明。

鉄道建設会社に雇われたテイトは、地主らを次々と抹殺。暴行と銃による卑劣なやり口で"先住民の仕業"だと思わせる。

プレスコット農場にも魔の手が迫る。
が、今回は鉄道建設会社の仲立人ジェス・ライリと(新たにクラッカーが)テイトらと同行しているから....比較的穏やかな話し合いになる...訳はない(笑)殴り合い(°o°C=(_ _;

ジェスに対し、鉄道駅に選ばれているノガレスの市長も、プレスコット農場の土地買収に協力することを約束する。
市長の話だと、プレスコットはルークの話になら耳を傾けるという。で、まずはルークに繋ぐジョーに会うジェス。

...なんて感じに始まった、鉄道建設に土地買収、賛成派と反対派の対立の構図に「もはや銃に頼る時代ではない」までの西部劇によくある話がギューッと詰め込まれてた。

結局、銃を手にしてしまったルークは、案の定、銃に倒れる結果に。だよねー(笑)

終盤の銃撃戦。
ルーク役のキャスパー・ヴァン・ディーンにイーストウッドばりのマントなんか着せちゃってさ?!似ても似つかんわ?!

とことんカメラが良くない。
尻切れトンボな終幕に脱力した。
面白くはなかった。
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