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神と人との間のkazataのレビュー・感想・評価

神と人との間(2018年製作の映画)
2.0
TANIZAKI TRIBUTEシリーズ連続ウォッチ第1弾。

90分尺とは思えない程の鈍重さと間延び感がダメでした……演劇みが強いから演劇好きな人なら楽しめるのかも。
オフビート系コメディをやろうとする意図は伝わってくるが……アキ・カウリスマキ監督ばりのセンスが炸裂しないとキツい。

「穂積(渋川清彦)にとって添田(戸次重幸)がいないと生きていけない=マゾ的な恋愛体質」こそが大事なテーマだと思うのだけど、残念ながら全く伝わって来ませんでした。

雑過ぎる相米慎二オマージュとかマジ勘弁……
(『台風クラブ』での"台風接近時の非日常な高揚感+思春期特有のエネルギー暴走感"と、本作の"退屈な日常でラリってハイになってウェーイ!"は全く別物でしょ)
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