らりる

神と共に 第一章:罪と罰のらりるのレビュー・感想・評価

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)
3.8
冥界ファンタジー作品!
子供を助けて殉職した消防士ジャホンが転生する為に7つの地獄で、それぞれ裁きを受けていく…

最初自分が死んだ事にも気付かないジャホン。家族思いで、明るくて絶対いい奴やん!裁判も楽勝やろ!って思うんだけど、彼の人生は壮絶なものだった…

ストーリーも設定も意外とゴチャゴチャしてなく理解しやすいので大人から子供まで楽しめそう!

7つの裁判も楽勝と思えたジャホンだけど、その人生を紐解いていくと、それなりに罪があって…まぁ7つの大罪と同じで、ほとんどの人間は地獄へ行くよね〜

19年ぶりの貴人とか千年のうちで47人転生させたとか、なかなか厳しいみたいだしね。

でも生きている間、必ず罪を犯すんだろうけど、その罪の理由が大切。

ジャホンの罪は、自分の為ではなく誰かを想って犯したものばかりだった…

中盤までは、コミカルとシリアスのバランスが丁度良い!
そしてラストで全ての真実が明るみになった時は涙が止まらなかった。

冥界を舞台にした作品なので、ほとんどCGなんだけど、このグラフィックがリアルの一歩手前と言うか(冥界に行った事ないからリアルも何も知らんけど)
すごくキレイなんだけど、ちょっとゲームの世界っぽくて…でのこのリアルすぎない所が逆に良い!

序盤で人面魚に襲われる時の、魚のピチピチ感とか好き!

あとハ・ジョンウさんとチュ・ジフンさんが同じ系統の顔だから、最初のうちは一瞬どっちか分からなくなる時があった😂
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