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負け犬の美学のTRBのレビュー・感想・評価

負け犬の美学(2017年製作の映画)
3.5
娘さんがチョー可愛い
絶対に美人になる

タイトルが『負け犬の美学』だけど
スゴイ的外れな邦題でピンと来ない

付けた人センスないね


3年、勝ちから遠のいてる中年ボクサー

アルバイトをやりながら好きなボクシングを続けている

50戦で辞める

妻との約束期限が迫る

娘の夢を叶えてやりたい
愛する家族を養いたい

そんな彼にスパーリングパートナーの話しが舞い込んでくる


スゲーみじめでダサい

でもとてもカッコいい

「敗者あってのチャンプだろ」

そう言った2人の顔
負けを知ってるからこそ見えるモノ

ファイトスタイルの理想と現実

どんなに負けてもボクシングに真摯に向き合う姿で娘に送るエール

布団から顔を覗かせ勝敗を聞く娘と、多くは語らず表情で示す父との絆が堪らない

最後の娘の表情が全てだと思う

男の矜持と家族の絆を描いた作品。

なんかあったかい気持ちになる

最後に戦い続ける男達が出てくるけど

ある試合で入場時に流れたコメントを思い出した

「世界が羨む戦いをしよう」

スゴくグッときた

勝敗も大事だけど、それ以上に意味を成す試合ってある
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