さりさり

アース:アメイジング・デイのさりさりのレビュー・感想・評価

4.5
2年ほど前に『アース』を観て大感動。
迷わず☆5.0をつけた。
今回は『アース』の第2弾「アメイジング・デイ」。
動物愛護月間の最終作品にふさわしい映画ではないだろうか。

いや、しかし。
これはもう動物という枠を超えている。
地球。
まさしくアースの物語。

「地球」という奇跡の惑星で息づく生命たち。
太陽の恵みを受けながら、命を育む生物たちの奇跡の一日が始まる…。

美しく迫力ある映像で「生命」を映し出す。
そのひとつひとつが感動的。
私が一番感動したのは、荒れ狂う波に飲まれながらも、必死で命を繋いでいこうとする “ヒゲペンギン” の生き方。
たくましい。
あんな生きづらい土地で、なぜペンギンたちは生きて行くのだろう。
おそらくペンギンたちはそんな面倒なことは考えていない。
そこで生まれたから、そこで生きて行くしかないのだ。
そこがヒゲペンギンたちの居場所なのだろう。

どんな生命体にも生きて行く居場所がある。
私たち人間にも。

奇跡の惑星「地球」
私たちの故郷。
その中で生きる私たち人間は、本当にちっぽけな存在だなと、この映画を観て改めて感じた。
でもちっぽけはちっぽけなりに、これからも精一杯生きて行こうと思った。

ありがとう、地球。
ありがとう、動物たち。
そしてありがとう、佐々木蔵之介。笑

(佐々木蔵之介さんのナレーションでした。映像に集中したくて、今回は吹き替えで観ました。優しく温かみのある声が、とても素敵でした)
さりさり

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