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デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナーのKAZUのレビュー・感想・評価

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ブレードランナーのメイキング。

『地獄の黙示録』同様撮影現場はまさに戦場だったのですね。監督の徹底した拘りと打ち込む姿は鬼気迫るものを感じました。出演者、関わった人たちのインタビューでも、相当過酷な現場だったと回顧しています。スタッフと監督との軋轢は凄まじかったようで、よく完成にこぎつけたなと。昨今やたらにコミュニケーション至上主義ばかりで、本物が生まれる環境っていうのはこのドキュメンタリーのような修羅場でしか生まれないのではないかと。時代もあるだろうけど。黒澤明監督の現場でも怒声と罵声が飛び交っていたらしいし。久々に本編を観たくなりました。
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