粉雪

デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナーの粉雪のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

そういえばBSプレミアムで以前放送していたのを録画していたんだった!と思い出し鑑賞。
昨日ファイナルカットを見たばかりで、今見ないで、いつ見るのだ。

もうあまりの撮影の過酷さに見ていてゲンナリしてくるけど、物を作り上げる過程はやっぱり面白い。出資者や映画会社からの横槍、スタッフとの揉め事、etc。
監督って本当に大変。並みの神経じゃ出来ないかも。

色んな裏話が聞けたのは楽しかったし、思い出せなかった通常版との違いもわかってホッとした。
そういえばそんなラストシーンだったな。

でもブレードランナーの事をちょっと調べていたら、続編を作った時のテレビ番組でリドリー監督自身が「デッカードはレプリカントさ。」とサクッと暴露している画像を見てビックリ😳。
1作目から、なんとか観客にそれを分からせようとしていたらしい。
だったら尚更、ユニコーンのシーンをカットされて悔しかっただろうが、このメイキングを見ている限りでは、監督自身最後はなんとかせねば、と必死になってるように見えたので、当時はそんな事考えてられなかったのかも。
満足でなくても、受けが悪ければラストも変えるし、ナレーションも入れる。
それがプロなんだなぁ。
結果、今に至るわけだから、とにかく完成させてその時ベストの物を世に送り出すのが大切なんだ、としみじみ思った。
粉雪

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