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シークレット・スーパースターのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.5
▪️Title : 「シークレット・スーパースター」
Original Title :「Secret Superstar」
▪️Release Date:2019/08/09
▪️Production Country: インド
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-218
▪️My Review
あからさまに泣かせにきてるのに。。。見事に期待に応えて大号泣!!ラストシーンは当然、弟がパソコンを修理している場面ではもう鳥肌号泣でした。。。
やはり、アミール・カーンの作品にはほんとハズレがありませんね。
そう、本作も最大の資産はアーミル・カーンです。彼のコメディはスラップスティックであるにも関わらず、いつも注目するに値しますね。
そして、『ダンガル きっと、つよくなる』でハミール・カーンと共演を果したザイラー・ワシームは期待に応える演技と歌唱力を見せ期待に応えています。母親役のメヘル・ヴィジュ、父親役のラージ・アルジュンも素晴らしいです。俳優陣はほんと素晴らしいですね。
さらに、ハミール・カーンらしいのは、サクセスストーリー・エンターテインメント作品であっても必ず現代インドが内包する様々な問題を提起しています。フェミニズムや男女同権、ドメスティックバイオレンスなどの社会問題を内包しているんですね。メッセージも込められています。夢を持ち続けていれば必ず実現するもいう明確なメッセージが伝わってきます{少し前半の冗長鑑賞は否めませんが)。
その結果、インド映画歴代世界興行成績第3位、インド映画海外興行成績第2位を記録の大ヒットとなりました。
物語は。。。
インド最大の音楽賞のステージで歌うことを目指す14歳の少女、インシア(ザイラー・ワシーム)。しかし彼女の父はそんな夢がかなうわけがないと、彼女が歌うことを禁じます。それでも諦められないインシアは、顔を隠して歌っている姿を撮った動画をひそかにYouTubeにアップロードします。その歌声は、瞬く間に人々の心をつかみます。そして彼女は、落ち目のプロデューサーであるシャクティ・クマール(アーミル・カーン)と出会いますが。。。
母親の愛、そして弟の気持ち、夢を諦めない、そんなことがビッシリ伝わってくる号泣必死の素晴らしい作品です。

▪️Overview
『きっと、うまくいく』『PK』『ダンガル きっと、つよくなる』などで知られるインド映画界のスター、アーミル・カーンが製作を務め、出演も兼ねたインド映画。インド最大の音楽賞のステージで歌うことを夢見る14歳の少女インシアだったが、厳格な父親から現実味のない夢だと大反対され、歌うことを禁じられてしまう。それでも歌をあきらめられないインシアは、顔を隠して歌った動画をこっそりと動画サイトにアップ。ネットを通じて彼女の歌声は大人気を博す。やがてインシアは、落ち目の音楽プロデューサー、シャクティ・クマールと出会うこととなるが……。「ダンガル きっと、つよくなる」のザイラー・ワシームが主人公のインシアを演じ、カーンがシャクティ・クマール役で出演。(引用:映画.com)

出演は、ザイラー・ワシーム、メヘル・ヴィジュ、ラージ・アルジュン、アーミル・カーンなど。
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