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ピンぼけシティライツのTRBのレビュー・感想・評価

ピンぼけシティライツ(2016年製作の映画)
2.7
日常にかけられた呪い


落ちぶれたカメラマン
無感情に野菜を撮影する

そんな彼の前に水着姿の女性の霊が現れる

女性が誰かはわからない

デリヘルの運転手を掛け持ちし、住む家にも追われてしまう男

幽霊はナゼ彼の元に現れたのか


何処にも行けない居場所が無い

ピントのズレたリアルに流され
夜の東京に溶け込む不思議な空間

他の短編に比べると毒気は薄い
何処となくファンタジックでコメディ色のある作品。

ただイイ感じにうらぶれている

こんなクサクサした気分には身に覚えがある

ただ幽霊は現れなかったけど

東海林毅
なかなか侮れない
強く引き込まれていく自分がいる
偏愛ビジュアリストの世界
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