おくぽん

アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌のおくぽんのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

Filmarksのオンライン試写会に当たったので。
お世話になっている牧師のおすすめでもありました。

全米で大ヒットしたゴスペル誕生の物語。
クリスチャン映画ですが、宗教的ではなく、ノンクリスチャンや音楽好きの方にも観やすく、共感出来るものかと思います。

「祈りのちから」「赦しのちから」に出演していたプリシラ・シャイラーが、今度は合唱部の顧問として出演してました。

主人公のバートが、バンドのボーカルになるシーンや父親の病気を知る過程に、神さまの働きを感じました。
振り返れば、怪我をしてアメフトを辞めなくちゃいけなくなったことや、そのことがきっかけで合唱部に入ることになったのも、そうなのかなと思わずにいられません。

挫折したバートとプロデューサーが2人で話すシーンでの、バートが抱える心の葛藤や恐れに共感が持てました。

バートが父親と和解をする過程に感動しました。
人を再び愛する為には許すことが必要で、父親を許す選択をしたから、再び愛することが出来たんだなぁと思わせられました。
これは、まず先に神さまの赦しがあったからこそですね。
映画とは関係ありませんが、相手の為ではなくて、自分の為に許しなさいって言葉が、以前から引っかかりがあったのですが、個人的にその意味がわかったような気がしました。

この父親は、息子のバートを決して嫌っていたのではなく、ミュージカルの成功も喜んでいたし、その記事を写真立てに飾ったり、バートに任せていた朝食作りをバートの為に作ったりしているところから、バートのことがとても好きなことが伝わってきました。
でも、それを上手く伝えることが出来ない不器用な父親なんだなと思いました。

父親の死後、お互いが天国への想いを馳せていたことがわかり、曲作りに繋がるところが、とてもドラマティックで感動でした。

本編の最後に、現在の様子を知ることが出来るのは、実話ならではですね。

エンドロールで日本語版の曲が流れますが、曲の伝えたいテーマが違うみたいなので、必要なかったかもと、個人的に思いました。

試写後、Mercymeの曲を聴いたりしています。
映画のタイトル曲は、未来への希望が持てる曲だなぁと心に響きます。
死が全ての終わりと思ってる人に、この映画を観て欲しいと思います。


[ペテロの手紙 第一 4:8]
何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会 許諾番号4-2-3号
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