ダイセロス森本

ホテル・エルロワイヤルのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

ホテル・エルロワイヤル(2018年製作の映画)
5.0
すっげえ好き。こういうの大好き。それぞれの部屋で起きていること、誰かが先に発見してしまうホテルの大きな秘密、それぞれがそれぞれを見ていたっていう時系列行ったり来たり系(数十分とかだけど)、そしてそして・・・


カオス!!!!!!!!!!!!!!!

ひたすらに面白いが、これを海外で見ようとしている人にはちょっと警告したいかも。会話がすごい多いからできれば字幕で見てほしい。絵だけで追ってた友人が「わからん」って帰ってしまった。笑

いやあ、天才か??なんでこんな面白いん???ちょっと意味が分からないくらい好き。結末?そんなのねえよ!みたいなカオスぶりで最後まで突き通すのがもう面白すぎる。

よく作家とか脚本家が言う、「キャラクターを生み出したのは絶対自分なのに、もう産み落とした瞬間から彼らは自分の足で自分の物語を作っていくから思い通りには事が進められない」が、ほんとまんま出てる映画。

まったく意味の分からない映画だし、もう超どうでもいいし、まじでアホなんだけど、それをシリアスにやるし何気にシリアスだし、面白いし、まあ本当にクリヘムよ。

クリヘムがめちゃくちゃ前開けてるし大体着てないからもう常にそこばっかり。踊るシーンはもう腰ばっか見てる。やばいぞやばいぞエロい動きがすごいエロい…!!!(自己規制)


なんかいい感じに皆頭イッてるから超楽しかった。
全然泣けるとかそういうのじゃないしみんなのお気に入りにはならない映画だけど、「なんだったんだあれは…!?」って、多分一生どこかに引っかかってる作品であることは確か。超超超超面白い。

いや~ここまでカオス突き通せる人初めて見ました。