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走れ! T校バスケット部のはのレビュー・感想・評価

走れ! T校バスケット部(2018年製作の映画)
2.0
あらすじ
バスケ強豪校でいじめに遭った元エースが、環境から逃れる為に転校。
部活はしないつもりだったが、紆余曲折あって転校先の弱小バスケ部に入り、全国大会を目指す事に。

感想
ベタベタな展開なのはいいんだけど、音楽がこれまたコテコテ。
特に嫌な相手にあったときの不穏な音楽。
会う度に同じタイミングでコテコテな音楽がかかるので、ちょっと冗談みたいで笑っちゃった。

話自体は悪くなかったんだけど、全然練習シーンがないのがいただけない。
全く練習せずに、トラウマだの新しい仲間達との絆だのばっかり言ってる印象。

どんな競技でも、全国大会って、その事について自分より上手い奴なんて見たことがない、っていうくらい才能のある人たちが、自分達より練習してる奴らなんて見たことがない、ってくらい練習してやっと出場資格を得るようなものなんじゃないの?

練習の描写もほとんどなく、入ったばかりの部員も出して、勝ちより思い出、っていうスタンスで戦えてしまう主人公達チームのどこが弱小?
むしろ才能で圧倒的に差があるって事だよね。
ルールも知らない顧問の下、トレーニングも自己流と、強くなる理由が一つもない事も考えると、もはや天才を超えた超人集団。
高校バスケの全国大会って、練習しないで参加しても勝てるくらいレベル低いとでも言いたいのだろうか?
そうじゃないとすると、主人公達が超越者過ぎてなんかもう。
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