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記憶の夜のnemunemunekoのネタバレレビュー・内容・結末

記憶の夜(2017年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

最初はほうほうこれは統合失調系か?と思ってみてたけど、警察に保護された時に「おじさん」と呼ばれた所でおや?と。
殺人を犯したことを覚えてない犯人を催眠状態にして記憶を引き出させることにした、唯一生き残った当時の子供、って事なんですが、途中まではその設定に気づけるヒントもないので、気づいた時には少し感動します。
しかしね、当時の子供=兄役の、裏社会に通じてそうなお兄さん詰めが甘い。
シャーペンの芯は捨てといて。
怪我した方の足間違えないで。
てゆか警察に勾留された時点で作戦変更して。
んで一番気になったのは、殺人を指示した担当医、嫁殺したい理由一切出てこない。
保険金だけで嫁殺しますかね。
浮気とか仲悪いとかそういう描写もなし。
わけわからん。
そしてついに記憶を取り戻した犯人に詰め寄る当時の子供のお兄さん。
犯人何も言ってないのに「俺の情報では殺された女性の旦那が保険金を…やはり犯人は親父なのか!」ってもはやギャグ。
気づいてたやん。
催眠とか大掛かりなことする必要ある?
挙げ句の果てに事実を聞いてそのままスッと飛び降り自殺。
裏社会バリバリな感じなのに!
意外な展開、伏線回収って聞いて見たけどかなりの疑問が残りました。
最後の「実は殺した親子と出会ってました」オチはまじでいらないとおもう。
あとどーでもいいけど、最初の引っ越しの車の中で「今日の夜ご飯はジャージャー麺だぞぅ」って言ってたのに、夜ご飯全然違うメニューだったのなんなの。
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