エアール

聖なる復讐者たちのエアールのレビュー・感想・評価

聖なる復讐者たち(2014年製作の映画)
3.3
姉が恋しくたまらない。
姉に会いたくて…ただ会いたくて…。


何者かに轢き逃げされ命を落とした大好きな姉 アビー。
進行性の病気に体を蝕まれ余命がそう長くない妹のレイチェルは
死んだ姉の体内から高濃度の麻薬が検出されたこと
ーー最期の時ハイだったことを知り
その死に疑問を感じる。
姉はなぜ麻薬なんか…。

チャット仲間であるAJことアンドリュー・ジャミソンとともに
密売ルートの独自調査を始めるレイチェル
ーー売人、供給人、運び屋、麻薬組織、そして行き着くのは…。


殺人課の刑事 ロビー
とある晩
相棒であるジェイソンが射殺されたという連絡を受けて現場へ急行する。

車の運転席で息絶えていたジェイソン。
彼のシャツの胸ポケットにビニールに入った何かがあることに気づいたロビー、
手に取るとそれはとあるビデオ映像が記録されたメモリーカードであった
ーー早速映像を確認。
そこには轢き逃げされた姉の死の真相を追う若い男女の姿が…。

ビデオ映像を手掛かりに
相棒を殺されたロビーは女警官 ジェーンと組んで
犯人を追うのだが…。


身内に思い入れがある、なんて生半可な言葉では片付けられない 笑
旧約聖書の引用とともに、
悪人に、罪人に、グズどもに、制裁をくだしていく若い男女。
やりすぎだろうと、なんだろうと、
姉を想ってとことんやっちゃいます 笑

レイチェルを演じたのはハンナ・マンガン=ローレンス。
美少女というイメージがありましたが
本作ではちょっぴり大人になってました 笑
まだまだ完全ではありませんがさらなる活躍を期待したいところです。

殺されたジェイソンに変わって
ロビーのパートナーとなるジェーンにはビバ・ビアンカ。
いや〜やっぱり美人さん。
彼女が相棒とか、気が散って集中できないと思いますけどね 笑


展開自体は読みやすいので、衝撃はごくごくふつう。
姉を慕う妹が思う正義と殺人犯を追う刑事と、
ほいで秘め事がバレた時いったい誰に銃口が向けられるのか…
エアール

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