たくや

響 -HIBIKI-のたくやのレビュー・感想・評価

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)
2.9
以前、主役の平手がバラエティーの宣伝に出ていて、
“脚本がつまらない”と監督に伝えたらしい。
そして脚本が書き換えられたという逸話を話していた。


なのになのに...
なにこれ脚本つまらないですよ。笑
なんだこれって感じ。
この前の脚本はどんだけ酷かったんだよ。
何が酷いって、原作のマンガを確実に退化させてるのだ。


天才小説家の響は人間性がイカれてるけど、天才過ぎて周りに影響を及ぼす人材という設定。

原作では影響を受けた周りの人々は後々から人生が上手く流れていく。
それは響の影響力のすごさを表している。

しかし、この映画は違う。
天才が凡人にボロカス指摘して、ボコボコにして終わるだけ。
上手く行くのは天才の響のみ。
周りが救われなさすぎて可哀想。

二時間という縛りがあるから仕方ないけど、もっとやりようがあったと思う。
一言でいうと、物語が平手贔屓すぎてダメってこと。
他の登場人物を活かしてほしかった。もったいない!


こちらも原作の方がオススメです。
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