これは最近のイーストウッド監督としては珍しいハズレ。
普通の監督だと別にハズレと言うわけではないが、期待値が高かったために評価は低くなってしまう。
水増し感が凄い。ほとんど数分の出来事を90分に引き伸ばしているように見えてしまう。
生い立ちや三人の関係も映画で語るほどドラマティックではないし、旅行中のエピソードなど邪魔でしかない。
本人が演じていると言うところが一番の売りなのだろうが、これが鼻につき逆効果。
英雄的行動をもう一度再現するということに抵抗があるのは私だけだろうか?
ついにイーストウッド監督も力尽きたかと心配になる作品だ。