おだまき

リセット 決死のカウントダウンのおだまきのレビュー・感想・評価

3.0
シングルマザーで物理学研究員の主人公は、研究の末に110分だけ過去に戻れるタイムトラベル装置を開発する。人体実験が目前に迫ったある日、謎の人物から息子を人質に研究データを渡すよう要求され···。


B級感があるものの、全体的に映像が綺麗でした。ジャッキー・チェンが製作に関わっており(出演はしてない)、アクションはそこそこ見応えがありました!予告編がややネタバレありなので、予告編は見ずに鑑賞するのがお薦めです。

大切な人を助けるために時を跳ぶ···王道ですが、好き。


以下ネタバレあり












鑑賞後にポスターを見ると、左の主人公側が3人拳銃を構えているのに気がつきました!ポスターに何気なく伏線が表現されているのオシャレで好きです。

主人公が3人いる下りを予告編で出すのは結構ネタバレでは?と思いました。

主人公が3人存在する原理が分からずモヤモヤしました。
最初にパラレルワールドと明言しているため、1回目の主人公(A世界)が過去(B世界)に跳ぶことで、A世界主人公と元々いるB世界主人公が存在するのはいいとして。2回目過去に跳んだ主人公はまた違う世界(C世界)に行くのでは?
2回目過去に跳んだ主人公が、都合良く1回目に跳んだB世界に行けて3人集まるのにモヤッとしました。実は主人公は何百回もタイムトラベルしていて、そのうちB世界線に来れた主人公もいた···という裏設定なのかな。伏線を見逃したかも。

序盤に駐車場で死んだおじさんが、もっと伏線として活躍して欲しかったです。


敵側の理由が思ったより普通だなーという印象。誘拐犯の過去をもうちょっと見たかったです。

2021-82
おだまき

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