おにく

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのおにくのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

おもろすぎる。前よりも暗いシーンが少ないのでこっちの方が好きかな。
戦闘シーンはそこそこなのにずっとひりついていて面白い。どこまでも現実を追い求める作品で、バスで銃を向けられた時も無理に反撃せずに時をまったりする。デルトロが撃たれる直前の地面の這い方は最初に弁護士を◯した時と重なるのもいい。銃で撃たれたのに起き上がったのはなんで?と最初は思ったが、おそらく銃に不慣れな青年が撃ったものなので仕留めきれなかったというのが正しいのだと思う。このおかげでその後のボロボロになりながら再起するデルトロのうますぎる演技が見れるので良き。
また、イサベル役の女の子の演技も凄まじく、車の下に隠れるシーンとヘリでジョシュ・ブローリンと向かい合うシーンは本当に子供かと聞きたくなった。全てを知って目の前の人間を恨み続けるのあの目がすごく好き。
ウィンドリバーの時と同様、この手の映画はこの脚本家が上手すぎると感じた。
おにく

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