ひでP

マルクス・エンゲルスのひでPのレビュー・感想・評価

マルクス・エンゲルス(2017年製作の映画)
3.3
2023年10月25日Amazonプライム、無料配信。

地味だけどもマルクスと周りの世界がわかる映画。
共産主義社会の理想郷。このような労働者解放みたいな戦いは、リーダーを誰に(どれほど素晴らしい徳な人にするか)するかが抜けてて、今の共産リーダーはワンマンの独裁的独善的ご都合権力者で資本を謳歌するヘンテコリーダー。労働者を解放しないリーダー。武圧で統治するからタチが悪い。
民主主義的に引きずり下ろせない。

マルクス主義を構築したドイツの思想家カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルス。19世紀半ばのヨーロッパで運命の出会いを果たし、「共産党宣言」を執筆するまでを描く。
第89回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート。
監督ラウル・ペック。


1840年代のヨーロッパ。
新聞記者カール・マルクス(アウグスト・ディール)。
彼は産業革命による経済格差が貧困や不当労働を生み出したと批判し独自の経済論を唱える。
過激すぎて新聞発禁。
ドイツからフランスへ向かう。
パリで紡績工場のオーナー息子フリードリヒ・エンゲルス(シュテファン・コナルスケ)と出会う。
互いの思想に共鳴した二人は手を組んで労働運動を牽引していく。
ひでP

ひでP