クリーム

不法侵入のクリームのレビュー・感想・評価

不法侵入(1992年製作の映画)
4.0
これは何度も観てます。警官がストーカーだったらって言う設定で、1回目は、じわじわ迫りくる恐怖や展開を楽しみました。2回目以降はレイ·リオッタ観たさに横縞な気持ち90%で観てます。イカれ警官ぶりが、堪らない♡
後は、マデリン·ストゥがメチャクチャ綺麗で、猫(メイクーン?デカイ猫)が可愛い。
目新しい内容では無いですが、リオッタ様の怪演ぶりを楽しむ作品です。
4.0は、私の好みが炸裂しただけで、ホントは、3.7くらい。

LA郊外の住宅地。マイケルとカレン夫妻の家に強盗が入り、犯人はカレンの首に包丁を突きつけ逃走。駆けつけた警官の1人ピートは何かと親切で、夫妻に防犯のアドバイスまでしてくれる。彼を信用したマイケル夫妻は個人的に付き合うようになります。ある日、パトロールに同行したマイケルは、ピートが容疑者に乱暴を働き、マイケルにも暴力を強要する様を見て、カレンに彼とは会わないように言うのだが…。



ネタバレ↓



ピートの狙いはカレンで、彼女を自分のモノにする為にマイケルを始末しようと考えていた。ピートの策略で、クレジットカードが使えなくなり、商談相手に執拗にマイケルの話を聞き、相手は怖がって商談が破談になります。不安になったマイケルは、ピートの相棒に妻が狙われていて、助けて欲しいとお願いします。相棒はピートの行動を疑っていたので、精神科医に行く様に言い、もし行かなければ今までの事を全てバラスと言います。ピートは相棒を事故に見せ掛け殺し、マイケルの自宅に麻薬を隠し、麻薬所持をでっち上げ逮捕させます。
何とか、保釈されたマイケルはカレンを助ける為、自宅へ急ぎます。
自宅では、既にピートが侵入していて、カレンを狙います。頭の良いカレンは、ピートに話を合わせ、逃げるチャンスを伺うと親友がクローゼットで殺されていました。マイケルが用意していた銃を探しているとピートに見付かり揉み合いになります。そこにマイケル登場、乱闘の末、ピートに銃弾を何発も撃ち込み射殺しました。

リオッタ様の魅力が凝縮された作品です。長い睫毛に青い瞳、漫画の犬の様な口元で、優しい笑顔で笑う序盤と狂気を覗かせる中盤。終盤は、凶悪で冷徹そのもの。徐々に変化して行く姿がさすがです。でも凶悪でもあの口元が何か緩和してくれて、怖すぎないのが魅力的。デニーロだと怖すぎる。この抜け感がリオッタ様の魅力。ああ、やっぱりリオッタ様素敵だわ☆完全に趣味を満たす作品でした。
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