いい映画。感動しました。
以下感じた事。
1:機械学習では人間の経験を学習するため、元となる人間が必要
→機械を作るには人間が居なければなりません。
この後Alphago zeroというプログラムは
また少し異なるみたいですが。
2:AIが人間を超越するには対峙する人間が必要
→いくら「AIが人間を超越した」と言われてもピンときません。
最強の人間と対峙させ勝つ事で改めてAIの凄さが「実感」できます。
対戦を受け入れたリセドルには敬意を払いたい。
何故ならばAlphagoの勝利は世界中で大きなニュースとなり
AI及び囲碁に対し大きなムーブメントを起こし発展に貢献したから。
3:人間の経験則は素晴らしいが、論理から学ぶ事もある。
→作品中度々Alphagoは「ありえない手(=普通なら人間が出さない手」を出してきますが実際はそれがベストな手でした。
リセドルの困惑した顔はその手の奇妙さを物語っています。
人間には思い付かない「ベスト」な手を機械から学び
人間もまた発見、成長する。素晴らしい。
勉強のつもりでただのAIのドキュメンタリーと思って見ましたが
いい映画でした。ありがとう。