イタリア語

40万分の1のイタリア語のネタバレレビュー・内容・結末

40万分の1(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

リクルートとかが就活生向けに作ったんか?と思うくらい就活実用的映画。
これ見てて、自分は結局"イケてる就活生"になれなかったなぁと思った。見てる人の大半がそうだと思うけど、トオルが通ってきた数々の失敗は、観てる人も経験済みで、あるあるのような感じ。
ただこれ見てても、特段就活辛かったなぁとかあんまり思うことなく(辛くなるような場面でも、結構淡々と描かれていたように思う)、むしろまたちょっとやってもいいなぁとも思った。
実際就活だけでなく、トオルが自分の弱点を分析して処方箋を打っていく様子だったり、演技・表現力の重要性はビジネスマンにとって必須の能力で、学べる所も少なくないと思う。
ラストは学歴がモノを言ったような感じである一方、トオルの脇の甘さが露出したということにすることで、就活における学歴至上主義を上手く目立たないようにしたように思われる。

トオルの先輩も、おもんない関西人のようでありながらも、経験に裏打ちされた、そして分析に長けていて、戦略的な良きメンターだった。
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