マツモトタクシー

スーツのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

スーツ(2003年製作の映画)
4.4
北大路の乗り場の待ち時間で出町座のスケジュールを検索していたらこの作品が目に止まる🚖
この作品は日本初公開で急遽決まったとのこと。。限定品とか特別公開に弱い典型的な日本人ですわ😁

少し調べたらフォロワーさんもこの監督の作品を鑑賞されていたのを思い出した
😅
東京から京都に上映会が移って来ていたようです🎬

今日は目標額も達成しているし早々と店閉まいマイ・ホームタウン・シアターの出町座に向かう😀🎬




18:55 B1 42席 D2 👨4👩3



バフティヤル・フドジナザーロフ監督作品


黒海をのぞむ港町
寂れた住宅街に暮らすシティル、ゲカ、ダンボの3人の少年
ある日、富裕層が暮らすエリアに足を伸ばした彼等はそこでショーウインドーに飾られたグッチ(GUCCI)のスーツと出合う
スーツは3人にとって夢の象徴となり違法な稼ぎで、何とかそのスーツを手に入れた彼らは交代でスーツを着て、それぞれの夢をかなえようとするのだったが。。






以下ネタバレ


OPの導入部分、崖を歩く少年達そしてバイクに乗っている3人組を映す所からやられました🏍️

モノクロの世界のような色の無い港街
真直ぐじゃなく弧を描いた線路と電車
船の揺れに合わせて揺らぐカメラ
無理に割礼する少年とタンゴを踊る女性達のカット
船の花火の場面🎆

カットや撮り方が素晴らしく完全に魅入られました☺️☺️☺️

監督は49歳で残念ながら急逝
生涯6作品の長編を残しその内の5作品を出町座で上映
丁度19時前からの上映なので通います😁