ジュリアン

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のジュリアンのレビュー・感想・評価

5.0
能力の有無によって分断が生じる新自由主義的な状況にも、また安易に福祉国家的な保護にたつのではなく、ありのまま異質な他者と生きるネガティブ・ケイパリティの変奏として本作品を見た。

その上で、他者性をめぐる象徴的なエピソードを愉快なガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々で見れて非常に良かった。

あと、ガモーラの記憶を戻さずに他者のまま終わるのは脱ハリウッド的でロマンスに逃げないのはすごかった。ぜったいスターロードとなんかあると思ったもん。