『アメリカン・ヴァルハラ』はイギー・ポップとQUEENS OF THE STONE AGEのフロントマン、ジョシュ・ホーミの音楽の旅を再訪する作品である。ジョシュ・ホーミとアンドレアス・ニューマンの共同監督による本作は、イギー・ポップの最新アルバムである「Post Pop Depression」として結実した奇跡的なコラボレーション、そしてその後のツアーの模様を映し出した最新映画作品。生まれながらにして同じ感覚を共有していた両者の合体は、究極の芸術的完成度を開花させた。ジョシュ・ホーミは幼い頃イギー・ポップによる映画『レポマン』のサントラを毎日爆音で聴き、それがきっかけでギターを手にし、自身のロックンロールを奏でることとなったが、数十年後、彼は憧れの存在から突然のコンタクトを受け楽曲の共同作業を打診される。当初はカジュアルなものだったこのコラボは結果、両者にとって「Post Pop Depression」という金字塔的なものとなった。本作はイギー、ホーミのほか、QUEENS OF THE STONE AGEでホーミのバンドメイトであるディーン・フェルティタ、そしてARCTIC MONKEYSのドラマーであるマット・ヘルダースの4人が、外部とは完全に遮断されたモハベ砂漠のど真ん中で、一切関係者にも知られることなく作曲、レコーディング作業を行った様子を映し出す。
過激なライヴ・パフォーマンスにより日本では“淫力魔人”なる邦題も過去に登場した、<ゴッドファーザー・オブ・パンク>イギー・ポップ。そして、永遠のアウトサイダーとしてインディペンデント映画界…
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>>続きを読むその音楽性と佇まいに言葉が追いつかない、魅力が言語化不能なバンドfOULが、遠慮なく大さらけ出しのライヴを展開する。
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