短いながらも素晴らしい脚本で、見終わった後にはとても心が励まされる良い作品でした。すべてのカットに意味があって、ラストのカットは心が温まりました。
主演の2人もとても素晴らしく、心が締め付けられるシーンがありました。
落合モトキさんの役の心の変遷が表情ですごく伝わってきましたし、宇野愛海さんの別れ話をされた時にじわじわと込み上げてくる表情など特に心を掴まれました。
個人的にはバッティングセンターでインスタントカメラを壊すシーンが、側から見るとすごくダサいですが人間味が溢れててすごく好きです。
宇野愛海さんの役柄が未熟なところも、退院したおばあさんだったり、辞めた同僚だったり、続けている先輩だったり、私の中では全てが補い合っていて全部つながりました。