まくないと

ランナウェイ ルナ、17歳の逃亡者のまくないとのネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

主人公の年齢辺り向けのスパイものといった感じ。

ドイツ国内に潜伏し活動するロシアスパイが寝返ったことが本国に漏れ、家族が殺害。
唯一、生き残った娘が父の仲間の助けを借り、逃亡していく。

スパイものとしては踏み込んだものでは無く、ステレオタイプな、あまりヒネリの無い薄っぺらい流れで、少女の活躍、という点でも中途半端に終始し、どちらかにしっかり振った方が良かった。

つまり国際政治を描いた社会派でも無く、荒唐無稽であってもアクションの楽しめるエンタメでも無かった。

最後にモスクワに行くが、着いたら間違いなくロシア当局に拘束され、人質交換に使われるだろう。

こういった緩い脚本は評価できない。