ひゅうどんこ

バイスのひゅうどんこのレビュー・感想・評価

バイス(2018年製作の映画)
3.3
◎米🇺🇸原題『Vice』。役職の副~、(犯罪に結び付く)悪、という2つの意味をかけてるらしい。

 第91回アカデミー賞で、メイクアップ&ヘアスタイリング賞💄💋✨を受賞したグレッグ・キャノムをメインとした特殊メイク陣の分かりやすい凄さ!、というか再現率の高さ!と言った方がいいでしょう。
ちなみに第90回『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』と第92回『スキャンダル』で、続けざまに辻一弘(※Kazu Hiro名義も同一)が同賞でオスカーを手にしたのも記憶に新しいですね。最新テクノロジー満載の現代映画においても、手作業による高い技術やスキルが評価されるのって、なんだかいいね👍️!
 
 ブッシュJr.の時代に、カール・クリスチャン・ローヴと並んで影の大統領とも呼ばれたチェイニー氏。そのしたたかさや用心深さは劇中でも出てきますが、それは自身の心臓に埋め込まれた除細動器(=ICD≠心臓ペースメーカー)にハッキング対策をしたエピソードが伝わることからも伺えます。その【心臓】とともに幾度もカットインされる【フライフィッシング】。話の中で大切なヒントですから気にしておきましょう。

 本作を鑑賞しての最大の成果はエイミー・アダムスを知ったこと←(゜ρ゜)イマゴロカヨ。
最強のバイスはリン・チェイニーだったのでは?と思わせる力演。しかし、調べる限りエイミーさんは役とは対照的なキャリアとスタンスの女優さんのようで、かなり魅力的に映りましたヽ(´∀`)ノ。 

 最後に少し🔔ベル鳴らしときましょう📣。
アダム・マッケイは、DSA(Democratic Socialists of America:アメリカ民主社会主義者)のロサンゼルス支部に加入する民主党支持者。本編では実在した(チェイニー氏はじめ存命者も多数)人物が登場し、実際の事件や事象も描かれるけれど、彼の主観による脚色が大幅になされていますので、伝記映画(バイオピック)とも実話ベースとも言い難い、というのが私の見解です。
本作での権謀術数同様、映画という媒体も常に公平公正とは限らないので、お間違えなきよ、、、おっと、私如きが言うまでもないですねσ(^_^;)?。


[ご連絡]
 レビューのMark!の仕方があまりにも非効率だと気づきまして、これでは何年たっても鑑賞済みストックをあげれないとの結論に至り、今後は内容の簡素化をはかったストック分のレビューを、より短いスパンで作成してゆこうと考えてます。つきましては、、

①ひゅうどんこ名義のレビューがタイムラインに並んでしまう
②マイナー/古い映画/特定世代以外( ゚д゚)ポカーンとなる/シリーズものが続く等本人以外誰も得しないラインナップが垂れ流される
③いいね👍️やコメント✉️へのレスポンスが遅れたり、ご訪問が今以上に疎かになる

、、といった事態が予想されます。
お馴染み様ご新規様問わず、お含み置き頂いて生温かい眼で見過ごして下されば(´ー`A;)幸いです。ヨクヲイエバミステナイデネー~~